「相談支援事業所に電話したけれど、どこも新規を受けていない」
必要なサービスを使いたいのに、相談員探しで止まってしまう。そんな状況について、今回は考えてみます。先に結論から言うと、相談員が見つからないことと、家族がすべて抱えることは、同じではありません。
「セルフプランで」と言われたら
相談支援事業所が見つからない場合などに、本人や家族が計画を作る「セルフプラン」でサービス利用を進める方法があります。北九州市も、この取り扱いを案内しています。北九州市
本人や家族が希望し、申請や調整ができる力があるなら、一つの選択肢です。すぐにサービスを使いたいなら、相談支援事業所を探すよりセルフプランで進めた方が断然良いです。
ただ、「自分で進めたい」と「頼める人がいないので自分でやるしかない」は違います。
書類は作れても、事業所探しや日程調整、利用後の相談までできるとは限りません。書類作成やサービス申請が終わったら、生活がすぐに整うというものではないからです。
書類のことより、困っていることを伝える
セルフプランを案内されたときは、作り方だけでなく、次のようなことも伝えてください。
- 利用先を探せない(情報がない)
- 複数の事業所との調整が難しい
- 本人に合うサービスを判断できない
- 利用後に困ったときの相談相手がいない
「セルフプランは書けますが、利用調整まではできません」
そう伝えてもらって構いません。市区町村の窓口や基幹相談支援センターなどと、当面の進め方を相談してみてください。セルフプラン自体が作成出来なくても、基幹の相談員が一緒に作成することも出来ます。
その際、計画相談員が決まるまで誰が何を手伝えるのかを確認できると、少し動きやすくなると思います。
まとめ:家族の頑張りだけで終わらせない
このブログでも度々例としてあげている横浜市では、相談支援事業所の受入可能状況をホームページに公開しています。ただし、受入可能と表示されていても契約できない場合があるため、各事業所への確認は必須です。city.yokohama.lg.jp
こうした情報を使っても見つからないなら、その地域の相談支援体制そのものの課題として扱う必要があります。
サービスを利用するための相談支援が利用できない状況を、家族の努力だけで埋め続けるのは難しいので、「家族がセルフプランで対応出来ているから大丈夫」と考えず、その負担まで確認していくことを心掛けていければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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